モトジムカーナラップタイマー

このサイトについて

これはなに？

モトジムカーナというレース用のラップタイマーです。それ以外の競技などでも使用可能ですが、周回内で追い抜きが発生する競技では使用できません。手軽に安価に計測可能なシステムを目指しました。

動作環境

Google Chromeが動作する環境と光電管。スマホやタブレット、PCなど多くのデバイスで動作します。

光電管

シングルモード/ループモードの場合は1つ、マルチモードの場合は2つ必要です。光電管はUSBやBluetoothでキーボードやゲームパッドとして接続します。

使用例①

ちょっとした練習などで使用する時、大掛かりな計測器を用意するのは面倒です。そこでスマホ1台と光電管1つで簡単なコースの計測が可能です。

使用例②

PCをプライマリとし、スマホやタブレットなどをマルチモニター化、もしくはモニターを1台接続し、そちらにシグナルを表示することができます。

使用例③

計測係がいる場合はプライマリPCを計測に向け、ゴールに向けた別モニターにタイムを表示することができます。

使用例④

外部機器にタイムを表示したりできます。

その他

詳細はヘルプをご覧ください。

ヘルプ

ジムカーナラップタイマー

スタート～ゴール間の時間を計測します。シングルモード、ループモードではスタートとゴールは共用で1台のみの走行となります。マルチモードはスタートとゴールが1つずつ必要となり、スタートを切った順にゴールタイムを出力します。そのため走行中に追い抜きが発生する競技では使用できません。同時走行台数に制限はありません。

使用する前に用意するもの

デバイス: PC/タブレット/スマホ。Google Chromeの最新版（あるいはよほど古くないバージョンのもの）が動作する環境であれば動作します。
通過センサー（光電管）: 回帰反射型光電センサーがよく使用されますが通過した信号を取れれば何でも大丈夫です。ディレイ機能（タイマー機能）はラップタイマー側で設定できるので不要です。シングルモード/ループモードの場合は1つ、マルチモードの場合は2つ必要です。
通過センサーとPCとの接続回路: センサーとPCとの間はキーボードあるいはゲームパッドとして接続します。Bluetoothであれば無線でも接続できます（距離は規格によるので製品を確認してください）。キーボードの場合はメインブラウザにフォーカスがあたっていないと使用できない（フォーカスが外れると「OKボタンを押してください」とポップアップされます）ため、ゲームパッドのほうが利用しやすいです。実物を破壊しボタン部分にセンサーを接続してもよいですし、例えばこれやこれのような製品も多く販売されています。
シグナル用スイッチ: モニター出力のシグナルを使用し、物理スイッチが必要な場合は用意してください。無くても画面上のソフトスイッチを押せば動作します。PCとの接続は通過センサーと同様です。フットスイッチがおすすめです。

設定について

スタート/ゴールトリガー、シグナルスイッチ: PCにどのキー or ボタンで接続されているかを設定します。同じキーを使用することはできません。スタートとゴールは必須ですので、シングル/ループモード使用時も何かしらのキーを設定してください。シングル/ループモードではどちらもスタート扱いとなります。
光電管のディレイ: 前輪と後輪で2回スタート/ゴールを切らないよう、通過後、設定した時間はシグナルを無視します。0にするとディレイを行いません。
マルチモニター: シグナルやタイム専用表示設定で「モニター」を選択すると計測画面にシグナルウインドウ表示/タイムウインドウ表示ボタンが現れ、ボタンを押すと別ウインドウでシグナルやゴールタイムが表示されます。それらのウインドウはサブモニターに全画面表示で配置することを想定しています。マルチモニターは一般的なモニターだけでなくスマホやタブレットを利用することができます。それらをサブモニターにする方法は色々ありますが、Mac-iPad間ならSidecar、Mac-iPhone間ならYam Display、Winから他のデバイスならspacedeskなどがよく使用されます。ブラウザの全画面表示はWin/LinuxならF11、Macなら⌘+ctrl+fです。
シグナル: 「モニター」を選択すると計測画面にシグナルボタンが表示され、別ウインドウにシグナルを表示します。上記マルチモニターの欄をご確認ください。
タイム専用表示: 「モニター」を選択すると計測画面にタイム表示ボタンが表示され、別ウインドウにゴールタイムを表示します。上記マルチモニターの欄をご確認ください。また、SerialPort出力を選択するとシリアル通信にゴールタイムを出力します。SerialはUSB変換コネクタなどを使用してください。通信設定はボーレート:9600bps、ストップビット長:1bit、データビット長:8bit、パリティチェック：なし、フロー制御：なしです。出力文字は以下の通りで、タイムはMM:SS.SSSに右詰めゼロパディング、それ以外は固定文字（<>で囲まれた部分はコントロールコード）です。
・type 520（31byte） R 1 1 M1 00:MM:SS.SSS000<CR> ・type 540（24byte） <STX>L1<HT>A <HT>00:MM:SS.SSS<HT><CR><LF>

精度および最大値について

精度: ブラウザの仕様上、最大4～5msの誤差が発生します。
（参考までに、よく使用されるO社のリレー式回帰反射型光電センサーは最大30msの誤差、リフレッシュレート120Hzのモニタをシグナルとした場合、最大8.3msの誤差となります）
計測最大値: 内部的には事実上無限に計測しますが、9分59秒999までしか表示しない場所と59分59秒999までしか表示しない場所があります。10分以下のコースでの使用をお勧めします。
リザルトの最大保有数: デバイスのメモリに依存します。

利用規約、他

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サポート: モトジムカーナに対する興味がなくなったので途中で制作を打ち切りました。そのため基本的にサポートを行いません。

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